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空き家の解体! こんな失敗はできるだけ避けたい

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適当に空き家を解体しようと思えば、こんな失敗をしてしまうかもしれません。空き家の解体工事とはリスクの大きな作業だと考えるべきです。

まずは、どのような失敗が起こるのか実例をあらかじめ知っておきましょう。

 

解体業者に依頼者するお金がないから自分ではじめてしまった

 空き家をすんなり解体したいけど、解体業者に依頼をすれば、当然費用は必要です。

 実際問題、そんな安い金額でもないことがそうとうな悩みの種です。

 ですから、ご自身でやろうということがふと素人の方々の頭にも浮かぶこともあるのかもしれません。

 しかし、自身で空き家を解体することはイメージしている以上にとても大変なことです。

すぐに断念して結局は業者に依頼するケースもとても多いですね。こんなの結局は二度手間です。

 空き家の解体を自身で行うのは、専門的なノウハウであったり、技術、また、設備、わからない手続きが必要であるため、ほぼ一般の方々には困難です。

特に注意しなければならないのは、アスベストなどと言った危険な物質の取り扱いであったり、重機を操作すること、解体した後の処分や手続き……などです。そこには途中で投げ出すほどの手間のかかる工程があります。

費用をできるだけ抑える方法はある

でも、解体業者には費用を支払わなければならないですし。

それをゼロにすることはできないですが、解体工事の費用をできるだけ抑える方法ならあります。

周囲に悪影響を及ぼすリスクのある危険な状態の空き家であれば、解体費用の一部を補助してもらえる自治体も増えているので一度確認してみましょう。補助金は、原則返済不要のお金ですが、規定に反した行為をすれば、返還を求められることも充分にあります。

どの程度の額支給してもらえるのかはそれぞれ自治体ごと違います。また、要件にも違いがあることがあるので、まずは、空き家所在地の自治体のWebサイトであったり、直接窓口に行き、詳細を聞くようにしてください。

また、空き家解体ローンを活用するのも方法です。金融機関によってはですが、解体のためのローンを提供をしていることもあります。こちらは返済しなければならないため、金利のことであったり、返済計画を考慮し、活用を検討するといいでしょう。

解体費用も業者ごとに違うため、まずは複数の業者の見積もりを取得し、比較する姿勢をもつといいでしょう。

見積もりを取り、このようなことを確認してください。

 ・人件費、廃材処理費……など明確に示されているか

・追加の費用が発生する可能性について

・受けた担当者の対応・雰囲気

 適正価格で解体できるよう、信頼できる業者を選びましょう。単に公式サイトだけを確認するのではなく、googleで検索をして口コミ・評判なども数多く確認してみましょう。実際に利用した方々の生の声を聞くことも大事です。

 

断るのが悪いと思って最初見積もり依頼をした業者に決めてしまった……

 一番最初に見積もりの依頼をした解体業者に断るのが悪いと思い、やむなく契約すれば、費用は相場よりも高額であとあと後悔したという事例も少なくありません。

 たとえばgoogleで検索して一番最初に出てきた業者、1社だけで決定すれば、そもそも工事費用が妥当であるかの判断ができません。

 解体業者に断りを申し出る場合、「他社にした」と言ったことを明確に言っても何も問題ありませんので、必ず複数業者を比較、検討するようにしてください。

 

空き家の解体工事で補助金を期待していたけどもらえなかった……

 

国やそれぞれ自治体では、空き家対策への支援措置として助成金・補助金制度を設けています。

空き家解体、リフォームや改修工事などに対して段階的にも様々なものが提供され、国から各自治体を通し、管轄されている補助金対象事業者に交付されます。

 まさに、お金がないから解体工事ができない……という方々のモチベーションアップにつなげられる効果的な方法です。

 ただし、これら補助金や助成金の支援内容であったり、金額はそれぞれ自治体によって違いがあります。

 補助金や助成金をあてにしていたけど、解体依頼した業者が補助金対象外の業者だった……ということも、当然もらえると思っていたけど、もらえなかった……ということも決して珍しいことではありません。

 補助金・助成金を有効活用して空き家解体を進めていきたいのであれば、あらかじめそれぞれ地方自治体のサイトであったり、施策などの情報収集を行い、適した空き家対策を立てることが大事です。

 

空き家を解体して更地にしたことで税金が高くなった……

 

本来であれば空き家には「住宅用地の軽減措置特例」が適用され、固定資産税は最大で1/6まで、都市計画税は、1/3に減額される仕組みが存在しています。

 しかし、更地となれば、住宅用地ではなくなり、非住宅用地に該当してしまうため、空き家の解体で更地にすれば特例措置の対象外となり、固定資産税は最大6倍に、都市計画税は最大で3倍にまで跳ね上がってしまうリスクがあります。

 もちろんそこに更地にするメリットもあるとしても、このようなことにも注意をしなければならないのも事実です。

 それでも更地化はしなければならないことでしょうか。更地化のメリットとともにデメリットもしっかり整理することが大事です。

 

 悪質な解体業者に依頼してしまった……

 適当に解体業者選びをしてしまった結果、悪質な業者をつかまえてしまい、工事が終わらないだけでなく、不法投棄や、費用が高くついてしまったという事例があります。

そのようなこともまだまだあるため、ネットリサーチが必要であり、自社サイトだけでなく、口コミ・評判をチェックすることが大事です。ご近所などに評判のいい業者を紹介してもらうのも方法です。ちょっとだけでも注意する気持ちがあれば、そうは簡単に悪徳業者には引っかからないのだと思います。

 まとめ

 ほとんどの方々が解体工事ははじめての体験であるため、あとあとこうすればよかった……ということが出てきてしまうかもしれません。

しかし、大きなミスは、初心者と言えども絶対に回避しなければなりません。そのためにも情報収集することは大事ですし、焦らない気持ちも大事です。一度専門家に相談することも方法です。

 不安な方々は、一度解体アスベスト相談窓口にご相談ください。

解体アスベスト相談窓口は、空き家に対しての適切なアドバイスを行うとともに、解体工事について気軽に相談することができる問い合わせフォームです。

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